Advme2608Aは、16ビット分解能のA/Dコンバータボードです。64ch(シングルエンド)または32ch(差動)の入力チャネルを持っています。
入力レンジとして、±10V、0~5V、0~10Vに対応しており、ジャンパスイッチにより全チャネルを一括していずれかの入力レンジに設定することができます。
入力チャネル間は絶縁されていませんが、入力チャネル側とVMEバス側とはフォトカプラで絶縁されています。
ボード内部のステートマシンにより、入力チャネルをスキャンしながら自動的にA/D変換が実行され、A/D変換後のデータはFIFOに格納されま
す。このようなことから、多チャネルのA/D変換であっても、ホストCPUに負荷をかけません。
ボード内部のペーサクロックを利用することにより、周期的にA/D変換を実行させることもできます。