2009.7.28
お客様各位
株式会社アドバネット
アドバネットは、高速インタフェース規格の“Serial RapidIO”関連製品を開発。驚くべき、転送スピード 512MB/sを実現!
株式会社アドバネットは、高速インターコネクトを実現する、PCI Express - Serial RapidIOブリッジ機能を搭載したPCI Expressボード “AdEXP1566” 及びSerial RapidIOスイッチユニット“Adsw2902”を開発しました。
Serial RapidIOは、産業機器、その中でもリアルタイム画像処理を用いた機器に待ち望まれた技術です。リアルタイム画像処理に必須の技術、それは、高速かつ低消費電力なCPU技術、そして複数のCPU間、CPUとセンサー間をつなぐ、高速インタフェース技術です。Serial RapidIOはまさに次世代を担う、高速インタフェース技術なのです。
Serial RapidIO(以下sRIO)は、デバイス間、ボード間、シャーシ間を接続する、オープンスタンダードの高速インターコネクト規格です。1レーンあたり1.25~3.125GBaudという高速データリンク能力と豊富なトラフィックマネージメント機能によって高性能でかつ信頼性の高いインターコネクトを提供します。またsRIOでは、全てのノードが対等で独立したアドレス空間を持つことができるため、複数のCPUやI/O、さらにはシステム間をsRIOによって接続することも可能です。
従来の技術に対してどんなメリットがあるのでしょうか?代表的な通信技術との比較表です。
| レイヤー | 項目 | Gigabit Ethernet | PCI Express | Serial RapidIO |
|---|---|---|---|---|
| 論理層 | メモリマップド リード・ライト |
No | Read/Write Configuration |
Read/Write Atomics Configuration |
| レスポンス付ライト | No | No | Yes | |
| アドレスサイズ | N/A | 32, 64bits | 34, 50, 66bits | |
| グローバルシェアドメモリ | No | No | Yes | |
| メッセージング | No | Interrupt and Event Signaling |
Messages with HW SAR and Doorbell Interrupt |
|
| データグラム | Up to 1500 Byte | No | HW SAR up to 64KByte | |
| トランスポート層 | トポロジー | Any | Tree | Any |
| エンドポイント数 | 2^48(L2) | Large(Address based) | 2^8 or 2^16 | |
| マルチキャスト | Yes | Yes(Message only) | Yes | |
| デリバリー | L2: Best Effort IP: Guaranteed |
Guaranteed | Guaranteed, Best Effort |
|
| 物理層 | 信号線数 | 4x | 1x, 2x, 4x, 8x, 12x 16x, 32x |
1x, 4x, 8x, 16x |
| データレート | 10, 100, 1000Mbps | 2.5G Baud | 1.25, 2.5, 3.125GBaud | |
| シグナリング | 4D-PAM5 MLS | Proprietary AC Coupled | XAUI AC Coupled | |
| レイテンシー | Highest | Higher | Lowest |
PCI ExpressからSerial RapidIOへのブリッジ機能を搭載しています。ブリッジにFreescale社のMPC8543を使用しています。Serial RapidIOのコネクタにInfiniBandコネクタを使用。
Serial RapidIOの伝送ケーブルにInfiniBand対応メタルケーブルと光ケーブルを使用可能で、メタルケーブル使用時には最大7m、光ケーブル使用時には最大100mまで延長可能です。
4xレーン、8ポート構成のSerial RapidIO用のスイッチです。スタンドアローンのユニットとして使用できます。通信速度を1.25/2.5/3.125Gbaudに切り替え可能。各ポートのコネクタはInfiniBand (4レーン)用メタルコネクタです。
伝送ケーブルには、InfiniBand,CX-4対応メタルケーブルと光ケーブルを切替設定不要で使用可能です。PCI Expressボード “AdEXP1566”とSerial RapidIOスイッチユニット“Adsw2902”を組み合わせることにより様々なシステムで高速インターコネクトを可能にします。


AdEXP1566間のデータ転送レートとして、
512MB/sを実現しました。
詳細は、YouTubeのビデオクリップで
ご覧いただけます。
下記のような 応用事例に威力を発揮します。
今後は、医療機器、半導体検査装置、基幹向けルーターなどへの応用が期待できます。